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お知らせ

当社の建築のテーマは長持ち住宅です。

2016.01.11 お知らせ

木造住宅で何が一番大事なのかを、皆さんは御存じでしょうか?
基礎も耐震金物も丈夫な構造体ももちろん重要ですが、何より大事なのは木の腐れに対する耐性なのです。

長年建築業に身を置いて様々な腐食事例をみて痛感するのですが、木材の腐れが根本の原因で建物は倒壊するのです。
阪神淡路大震災の時も倒壊した家屋の8割が木材の腐れが大きな要因でした。
スカスカになった木材に沢山の針やビスが打ちつけてあっても何の効き目もない事は容易に想像出来ますよね?
では、何故そうなってしまうのか。4
3つの理由
理由その1 「ホワイトウッド」
業界の人間は扱いが楽なので、この色白の集成材を好んで使います。
無垢の木と違い変形や変質が少ないので、後々のクロスの隙間や寄れが少なくなる為、ハウスメーカーや工務店にとってはメンテナンスが楽になるのです。
面倒見の部分を減らしたいのが主な理由です。
ところがこのホワイトウッドと呼ばれている集成材は、
白蟻に対する耐性が無い事と元々が腐りやすい材質であるという事です。
もし、外部から雨水の侵入等が常時あるような場所があったら、そこは必ず腐ります。

理由その2 「農薬系防蟻剤」
日本の住宅の8割がこの農薬系と呼ばれる防蟻剤を使っています。
有機溶剤なので揮発していずれ薬効はなくなります。
5年ごとの再散布を床下にもぐって行いますが、壁の中の柱まで薬はいき渡らないので中途半端な処理になりますね。
しかも、お金もかかります。
防蟻業者さんとかでやっても、1回8~10万円位はするでしょうか。
30年の間に6回やったら60万円かかる計算になります。
そして、安全面でも余り良くないです。

理由その3「外部からの雨水の侵入」
これは、一見「どこから入ってくるのかわかんないだからしょうがないよ~!」
と言い訳出来そうですが、違います!
これは工事管理で大幅に防ぐ事が出来るのです。
当社が依頼している日本住宅保証検査機構(JIO)では開口部・貫通部・取り合い部分の防水には特に力を入れています。
実は住宅の瑕疵事故のうち、件数が一番多い(8割以上)のが雨水の侵入です。
基礎や地盤の事故はほとんどないのが現実です。
未然の処理を二重のチェックを行う事が大事なのです。
保険会社も支払う保険金額を増やしたくないので、これには力を入れるわけです。

 

お問い合わせ お問い合わせフォーム 0120-914-017(お客様専用) 048-235-8809
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