契約の流れについてご説明いたします。 契約日は2週間後に設定し、まず整理券にご住所・お名前・お客様情報をご記入いただきます。これにより、1番手の交渉権を獲得します。なお、【買付証明書】は法的拘束力がなく、キャンセルの場合に費用は一切かかりませんのでご安心ください。

1. 事前審査

売主様に物件を押さえてもらうため、購入希望のお客様には住宅ローンの事前審査を行います。審査に必要な書類は以下の通りです：

• 運転免許証のコピー（表・裏）
• 健康保険証のコピー（表・裏）
• 源泉徴収票のコピー（過去2年分）
• 車のローンやクレジットカードでのキャッシング・リボ払い・ボーナス一括払いの明細書（未申告の場合は審査が否決される可能性があります）

※ご契約後にご希望の銀行をお選びいただけますが、初回の審査は売主提示用のローン審査となります。

2. 売主様との条件交渉

事前審査が通過すると、翌日には売主様より売却条件の回答が届きます。売却価格が決定した時点で、購入を進めるかどうかご検討いただけます。

3. 契約前のリスク確認

契約を進める場合、現地の建築リスクについて当社の監督、市町村指定の水道工事店、宅建士が物件の問題点や欠点をチェックし、情報を共有します。土地に重大な問題が見つかった場合は、契約を避けることをご提案いたします。

4. 他社からの申し込みについて

交渉がうまく進んでも、他の不動産会社からの申し込みにより、価格が上がる可能性が約3回に1回ほどあります。また、現金購入やローン承認済みで当日契約希望の他社のお客様がいる場合、先に契約されてしまうことがあります。契約を完了するまでは物件が確保されない点にご注意ください。

5. 契約当日について

契約当日にご持参いただくものと所要時間（約3時間半）は以下の通りです：

• 印紙代（現金2万円または1万円の印紙2枚）
• 契約金 100万円（内訳：土地50万円【売主側が財閥系大手の場合は土地代金の5%】、建物50万円）振込も可能
• 実印と身分証明書

契約金は物件価格に充当され、最終的に土地・建物残代金から差し引かれます。

当社が仲介に入る場合の交渉内容

契約書には以下の【諸条件】を記載し、売主様と交渉いたします：

1. 契約不適合責任期間：引き渡し後3ヵ月。地盤改良に影響する廃材や障害物については売主の費用負担とします。
2. 境界確定：売主の責任と費用負担で境界を確定し、隣地との紛争がない状態で引き渡し。
3. 嫌悪事項：過去に事件、事故、殺人、自殺がないこと。
4. ローン不承認時の白紙解約：万が一住宅ローンが通らない場合、無条件で契約解除とします。
5. 建築不可時の白紙解約：通常の住宅が建築不可の場合も無条件で契約解除とします。